本社ビルの計画である。

社員の方々が活発にコミュニケーションをしながら働いている。既存の社屋を訪れた時に感じたことを計画に活かそうと考えた。

１階には休憩や会議、イベントなどを行えるラウンジがあり、2、3階が執務スペースとなっている。各階をつなぐように開放的な吹抜けと階段を設けた。各階の雰囲気を何となく感じながら、社員の方同士が刺激しあいながら仕事ができるような環境を想像した。

南に国道、北に山という敷地の特性を読み、南北に横連窓を設けた。窓から見える景色は息抜きになるとともに明るい執務環境をつくってくれる。窓際で働くことができるスペースも設けている。

急成長著しい企業の新社屋はこれからさらに活発でなるであろう企業活動を包み込む器となる